2011年8月6日土曜日

Piper Heidsieck コラボ作品

 
Piper Heidsieckといえば、1785年の創業以来、王妃マリー・アントワネット(Marie-Antoinette)や各国王室に献上された由緒ある銘柄で、フランスではカンヌ国際映画祭の公式シャンパンとして知られています。最近のpubは、バーコード管理された大量生産の中国製だったり、作りが雑だったり、正直惹かれるものが少ないのですが、例外的に注目しているのがPiper HeidsieckPiper Heidsieckは、今までも有名アーティスト達とコラボ作品を発表してきましたが、彼等ほど革新的でキュートな商品を提供し続けるメゾンはないと思っています。著名なデザイナーを起用したプロモーション活動はフランスでも高い評価を得ています。1999年に発表されたジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)の真っ赤なコルセットをボトルに着せたものも官能的で印象的でしたが、確かボトルのくびれを女性の身体に見立てたとか…流石ゴルチエですが、私がずっと心に惹かれていたのはこちら…


こちらは、スペイン人Jaime Hayonのデザインのシャンパンクーラーです。毎朝目覚めの1杯にパイパーを愛飲したというマリリン・モンロー(Marilyn Monroe)をイメージして作られたと聞いたことがありますが、デザイナーのJaime Hayon氏はその昔やんちゃなスケーターだったとか。(やだ、彼とと同じだわ…)

ホント、おちゃめな感じが伝わってきますね(苦笑)
でも彼はこれでも2006年バレンシアの名門磁器メーカー、「LLADRO(リヤドロ)」のアートディレクターに就任するなど国際的に活躍する若手デザイナーとして認められています。よかったら彼の作品をご覧ください↓

彼のサインとpiperのダブルネーム。

こちらはビストロ用に作られたのでしょうか?充電器がついていて、電気をつけると光るのです。彼の友達、特に男性に好評でJ’adore !」と言いながら、みんなイジッテいます(笑)正面から見ると、ちょっとスタルクぽいデザインかな?とも思うのですが、持ち手がドアノブのようになっているところが、なんともエレガントで気に入っています。流石PiperHeidsieck、華やかなイメージの中にも遊び心を忘れない精神は素晴らしい。こちらは2007年に発売されたものです。 


そしてずっと探し続け、そしてオークションでも負け続け、やっと手に入れたのがこちら。パイパーエドシックとクリスチャンルブタンのコラボレーション「LE RITUEL」。女性のハイヒールでシャンパーニュを飲む”という中世の貴族たちの遊びを、現代に蘇らせたこのコレクションは、2009年に数量限定で発表されたものです。フランスでもパリのコレット、オーボンマルシェなど限られた店舗でしか購入ができず、直ぐに完売になったそうです。意外とフランスより海外オークションで見かけることの方が多いのですが、最近のものにも関わらず、既に希少性があって凄い人気。流石、ルブタンだけあって綺麗なフォルム、セクシーですよね。シャンパンを飲む魅力を再認識させられそうです。


ルブタンは、世界を代表する高級シューズデザイナーですが、その美しいフォルムから、世界のセレブから愛されるブランドです。残念ながら、本物のヒールにはご縁がなさそうなので、こちらのオブジェを大切にしたいと思います。

こちらは1960年代の掌サイズの灰皿。
今も昔もお洒落でこれからも目が離せないメゾンです。
Piper-Heidsieckhpから、最近のコラボレーション作品をご覧頂けます。
シャンパンを飲むことを「生活の中のアート」にまで高めるという
グランメゾンの志を感じて頂くことができるのではないでしょうか?
http://piper-heidsieck.com/home.html

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